味の素株式会社(社長:藤江 太郎 本社:東京都中央区)は、グルタミン酸ナトリウム製品をドイツに輸入・販売する、韓国のCJ CheilJedang社(シージェイ チェイルジェダン社 CEO:チョイ ウンスク 本社:韓国ソウル特別市)およびその傘下企業2社の3社(以下CJグループ)を被告として2016年8月1日(現地時間)にデュッセルドルフ地方裁判所に特許権侵害訴訟を提起していましたが、この度、CJグループとの和解条件の合意に至りました。当社はCJグループより和解金を受領し、これに伴い本訴訟を取り下げました。
これにより、2016年にCJグループに対して提起していた特許権侵害訴訟はすべて和解により終結しました。

味の素グループは、100年以上にわたるアミノ酸研究で培った知見と技術を活かし、健康課題解決にさらに貢献できるよう、研究を継続していきます。特許権はじめ知的財産権の侵害はこのような研究の努力を阻害するものと考えており、引き続きその権利を守るため正当な法的保護を求めていく考えです。
参考
2022年3月9日付プレスリリース
飼料用アミノ酸製品の製造方法に関する米国特許権侵害訴訟 CJグループによる和解金支払いにより終結
https://news.ajinomoto.co.jp/2022/03/20220309-01.html
2022年5月31日付プレスリリース
グルタミン酸ナトリウム製品の製造方法に関する日本特許権侵害訴訟 シージェイジャパン社による和解金支払いにより終結
https://news.ajinomoto.co.jp/2022/05/20220531.html
2023年1月17日付プレスリリース
飼料用アミノ酸製品の製造方法に関するドイツ特許権侵害訴訟 CJグループによる和解金支払いにより終結
https://news.ajinomoto.co.jp/2023/01/20230117.html


